糖尿病で怖いのは合併症
糖尿病には3大合併症と言うのがあります。
糖尿病神経障害、糖尿病網膜症、糖尿病腎症、のことです。
治療をしないままでいると、糖尿病を発症してから10年くらいから合併症を発症する可能性があります。
「糖尿病神経障害」は、糖尿病の合併症の中でも、最初に出てくる症状です。
手足のしびれがあったり、ケガやヤケドの痛みを感じにくくなったりします
「糖尿病網膜症」というのは、眼底の網膜の血管の血流が悪くなって、視力が弱くなってきます。
網膜症は少しずつ進行します。
進行していっても視力の低下などの自覚症状がないので注意が必要です。
糖尿病自体も自覚症状の少ない病気なので、放置したままにしておくと、ある日突然、目が見えなくなったりします。
「糖尿病腎症」とは、腎臓の毛細血管の血流が悪くなり、だんだんに尿が作れなってしまいます。
現在、腎臓病の原因の第1位が、この「糖尿病腎症」だそうです。